2012年4月10日火曜日

on the wind

photo:Tonao Iwasaki


「巨大な土星がのぼる
惑星の
砂漠の上に立つ

風を受けてとても心地よい」


それぞれの思いを抱き
ライブ会場にお集りいただいた方
身体は運べなかったが
思い馳せた方
通常意識では忘れていた方も含め

みなさんの意識が集まって
東京・松濤の地下SARAVAH東京の
AAAイベントライヴが
実現しました。

終了後
一番に楽屋に入ってきた
弟子(嘘だけど)のS君は
私のステージを観てきた中で
一番自由度高く楽しそうだったという
感想を伝えてくれました。

その通りな気がします。
細かいところはいろいろあれど
本人は大変気持ちよく居られました。

まことにありがとうございます。

ファンキーで(と私は思った)
贅沢な環境であった仙台からの流れ、
初めての扉ー濃厚な京都でのデビュー
そして
見えない支えが繋がっていたことを
しっかり感じた
14年ぶりに静かに炸裂(言葉に矛盾あり)・結実の東京。

介護生活の時間を捨て身で割いてくださった
渡辺サブロオ氏からは
一夜明け早速ダメ出し
持論演出プランが(笑)

ヴィジュアルに関しては
今回はサブロオさんが来られるということで
大船に乗らせていただきました〜

自由度高い穴のあいた緑のドレス前提だったので
’パンク系’で
とはずっと思っていて
ソフトモヒカンというお題でスタートでした。

前日くらいに
タトゥ、ボディペイントヴィジョンがきて
裸足にゾウリ模様は出番寸前に生まれましたよ。

エレガントパンク・・・

しかし


photo: Gra chan




森イメージ?とも言われていますので
あまり伝わっていなかったかもね。

緑の衣装は梅山さんに
「どうにでもしてください」と
言われていたので(真に受けるヤツ)・・・

最終的にしっくりきたので
前後逆に着て中のタグを出し
付属のヒモを肩につけ
生地をピンでいくつか止め
かたちを出しました。

といったようなことも
私の気楽度を高めた要因です。
制限少ない安心できる土壌。
人も場も含め。

まさに
HOMEなのでしょう。


つづくよ